斎行日 |
祭事・神事の名称 |
祭事・神事についての由来・説明 |
1月1日 |
歳旦祭 |
毎年年頭第一の儀式として、神恩感謝と共に国家の繁栄と国民の幸福を祈願する御祭です。
※ 断食聖行中の神事の為、ご門中以外の一般の方の参列はご遠慮戴いております
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1月2日 |
年頭特別祈願祭 |
年頭に当たり、新しい一年に特別に願いを託した方々の『社運隆昌』『家内安全』『厄除招福』『心願成就』といった夫々の願いを、ご教主様が三日に渡る断食聖行の末、神明祈願をしてくださいます。併せて各守護符にも禊教主神様の御分霊が入魂され授下されます。
神道禊教の初詣として多数のご門中参列者を前に、御教主様が斎主となり斎行され、布止麻爾神事による一年の動向と心すべきところをお取次ぎになる年頭講話があります。
※ 断食聖行中の神事の為、ご門中以外の一般の方の参列はご遠慮戴いております。
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1月3日 |
元始祭 |
年の初めに天津日嗣の本始の精神(即ち惟神の大道)を反復体得することを目的とし、明治5年の正院布告によって定められた祭儀です。
3日に執り行う慣わしは、明治期にあっては1月4日が政治始でありましたので、『先神事』の往古からの勅命に従ったものです。
本教では開祖坂田鐵安翁によって規程され、爾来今日に至るまで連綿と祭儀の奉仕が続けられております。 |
2月4日 |
祈年祭 |
祈年祭はトシゴイのマツリともいいます。
新穀の豊穣を祈る祭りで、祈年(トシゴイ)の年(トシ)とは、年穀、稲米の実りを意味しています。
その起源は古く、大宝律令や延喜式といった文献に詳しく見ることができます。
我が国は、農耕稲作を中心とした生活の中で、悠久の昔より、存在する全てのものには神々の息吹が宿ると考え、恵みをお与え下さる神々と、稲に宿る御魂の働き、数多の人々の労(いたつき)に感謝し、大切に儀礼を捧げ、感謝と喜びの循環を形にして参りました。
新嘗祭(五穀豊穣を感謝する御祭)と祈年祭(五穀豊穣を祈願する御祭)は対の御祭とされており、新嘗祭に献上された荒稲は神道秘事入魂がされ、祈年祭厳修後に「一粒万倍の種籾」として奉献者に授下され、秋には再び一粒万倍の実りが神前に奉献されます。
ご参加の皆様には、招福稲穂、招福御神穀が授下されます。 |
2月11日 |
紀元祭 |
神武天皇が、橿原の大宮に天津日継を知食されたことを寿ぎ、執り行われる御祭です。 |
2月18日 |
教祖霊祭 |
ご教祖井上正鐵大人は、『救世済民・蒼生安寧』の御志のもと、神と日本民族の将来を思い、神祇道復興による大和民族の霊性の復権に生涯を捧げ、嘉永2年2月18日、御歳60歳をもって配流の地三宅島にてご帰幽されました。
毎年ご命日にあたるこの日に御教祖井上正鐵様を偲び、御霊の御前に今も変わらぬご教導と霊幸いを感謝し祈りを捧げます。
この御祭では、ご教祖様がお好みであられた、もろこしこがしと振り茶が御神前に捧げられます。 |
2月23日 |
天長祭 |
今上天皇の御生誕をお祝いし、御皇室と国家の長久弥栄をお祈りします。 |
3月18日 |
開祖霊祭 |
神道禊教開祖坂田左京多治比鐵安様(明治23年帰幽・御歳71歳)は、ご教祖井上正鐵様の『救世済民・蒼生安寧』の御志に真正面から向き合い、現在の教派神道一派たる神道禊教の礎を生涯をかけて築かれました。
毎年ご命日にあたるこの日に開祖鐵安大人のご功績を称え、御霊の御前に今も変わらぬご教導と霊幸いを感謝し祈りを捧げます。 |
春分の日
(3月20日頃) |
春季祖霊祭 |
祖霊祭は、悠久の古より連なり今を生かしてくれる先祖の徳を偲び、今の栄の感謝をご先祖の御神霊と生命の根源に感謝する御祭です。
ご教主様おうた
『神と祖ありてこの世に生れ出でむわが身と知りて忘れなそ法』 |
4月1日 |
新年度
進級進学奉職
奉告祈願祭 |
家庭や企業・学校など様々な共同体の中で、私たちは学び働き活動し、社会は構成されています。
また、教育課程の節目は、人生における大きな節目でもあり、家族や本人ばかりではなく、社会全体にとっても大切なことです。
新年度にあたり、入学の奉告と学業成就の祈願、卒業や合格、新たな進路決定の奉告、これからの諸願目標達成祈願と共に、国や社会に尽くせる人となるよう、神明のご加護をお祈りします。 |
4月中旬 |
教祖大祭
(春季例大祭) |
「教祖大祭」と呼ばれる「春季例大祭」は神道禊教二大祭礼のひとつです。
「禊教主神」とむすばれ、惟神の禊の法による運命の甦りの道を教えさとして下さるご教祖様に尊敬の念を表し、感謝申し上げると共に一年を無事に諸祈願成就へ向けてお導き下さるよう祈願をこめる御祭です。
二日間に渡る大祭で、夜に行われる宵宮神事は、清暗の中に絹の擦れる音を聞くといった幽玄の祭儀です。宵宮神事の翌日には大祭式典が執り行われます。
※ 宵宮神事は、非公開神事の為、
ご門中以外の一般の方の参列はご遠慮戴いております。
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6月下旬 |
夏越大祓神事 |
日々の生活の中に知らず知らずのうちに犯した罪が、私達の運勢に垢となり積もり、人生の輝きを失わせます。そうした罪穢れを祓う神事が大祓神事です。
『水無月のなごしの祓する人はちとせの命のぶといふなり』
と詠まれているように、夏越大祓神事は「生命の祓い」(身の祓い)とも云われ、夏の暑さに弱りがちな身体を、神々の御神威にすがり祓うことにより、清々しく甦ることを願う神事です。 |
8月4日 |
教祖生誕祭 |
ご教祖井上正鐵様は、寛政2年(1790)8月4日江戸浜町にてお生まれになられました。ご教祖様のご生誕を祝し、ご教祖様の生涯をかけたお導きに感謝の祈りを捧げます。 |
8月15日 |
戦没者追悼平和祈念祭 |
今日、私達が享受する平和と繁栄は、先人達の未来を思う尊い犠牲の上にあるものです。
戦没者を追悼し平和を祈念する日にあたり、これからの世の更なる平和弥栄、ご教祖様の立教のご遺志である「救世済民・叢世安寧」の世の実現を祈念して、先の大戦において亡くなられた方々の御霊に追悼の祈りを捧げます。
この御祭では、本教伝統の「すいとん」が神前に捧げられます。 |
9月1日 |
災害慰霊復興祈願祭 |
我が国では古来から、立春から210目にあたる9月1日頃になると、野分(台風)に警戒を始める時期としていました。その時期は、稲の出穂期にさしかかる頃でもあり、台風襲来は稲作に大きな被害をもたらすからです。
四季彩豊かな我が国は、数々の災害(台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波等)に襲われましたが、その度に神々の大神威力を以て、災害を乗り越え復興を遂げて参りました。
防災の日にあたり、災害により亡くなられた多くの方々の慰霊と共に、防災減災への取り組みの伸展や、被災地域のみならず世界に名だたる皇国としての我が国復興、ご教祖立教の志「救世済民・叢世安寧」の大願成就を祈念し、祈りを捧げます。 |
秋分の日
(9月23日頃) |
秋季祖霊祭 |
祖霊祭とは、悠久の古より連なり今を生かしてくれる先祖の徳を偲び、今の栄の感謝をご先祖の御神霊と生命の根源に感謝する御祭です。
ご教主様おうた
『神と祖ありてこの世に生れ出でむわが身と知りて忘れなそ法』 |
10月中旬 |
禊教主神大祭
(秋季例大祭) |
「禊教主神大祭」と呼ばれる「秋季例大祭」は、神道禊教二大祭礼のひとつです。
明治27年10月19日、御教祖の立教より数え約60年を経て、全国門中の強い願いが叶い、坂田安治師(現教主の曽祖父)が初代管長となり「神道禊教」として一派独立が許されたその日を、教派の一大記念日として、お道の先輩方の功績をたたえ100余年にわたり斎行してきた例大祭です。
二日間に渡る大祭で、夜に行われる宵宮神事は、本歌末歌の笏拍手を打ちながら歌い上げる阿知女作法に始まる古式神事で清暗の中に絹の擦れる音を聞くといった幽玄の祭儀です。宵宮神事の翌日には大祭式典が執り行われます。
※ 宵宮神事は、非公開神事の為、
ご門中以外の一般の方の参列はご遠慮戴いております。
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11月23日 |
新嘗祭 |
新嘗祭の新嘗(ニヒナメ)とは、新穀の初穂を神と人が嘗め(食べ)、それに篭る生命力を身体に取り入れる御祭です。
我が国は、農耕稲作を中心とした生活の中で、悠久の昔より、存在する全てのものには神々の息吹が宿ると考え、恵みをお与え下さる神々と、稲に宿る御魂の働き、数多の人々の労(いたつき)に感謝し、大切に儀礼を捧げ、感謝と喜びの循環を形にして参りました。
新嘗祭(五穀豊穣を感謝する御祭)と祈年祭(五穀豊穣を祈願する御祭)は対の御祭とされており、新嘗祭に献上された荒稲は神道秘事入魂がされ、祈年祭厳修後に「一粒万倍の種籾」として奉献者に授下され、秋には再び一粒万倍の実りが神前に奉献されます。
ご参加の皆様には、招福稲穂、招福御神穀が授下されます。 |
12月下旬 |
年越大祓神事 |
日々の生活の中に知らず知らずの内に犯した罪が、私達の運勢に垢となり積もり、人生の輝きを失わせます。そうした罪穢れを祓う神事が、大祓神事です。
『罪咎を祓いつくして年のくれ 身にあらたまの春ぞ迎ゆる』
と詠まれているように、年越大祓神事は「霊(たましい)の祓い」とも云われ、秋に実った実が春に新しい生命を芽生えさせるのを待つといった自然の営みと共に、この時期に神々の御神威にすがり命の洗濯、霊(たましい)のみそぎをし、来る一年に新しい生命がすくすくと成長し続けることを願う神事です。 |
12月31日 |
歳末感謝祭 |
大神様はじめ教祖霊神たちへ、過ぐる日々一年間をつつがなく過ごさせて頂いたことに御礼を申上げる御祭です。
※ 断食聖行中の神事の為、
ご門中以外の一般の方の参列はご遠慮戴いております
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